ケーシングを地中へ挿入し、先端から砕石を排出、締め固めながらケーシングを引抜くことで砕石杭を構築します。
また、EGケーシングの側面から砕石投入が可能で、低い位置に固定したホッパーから連続的に砕石を投入できるため、効率的な施工が可能です。
深度・締め固め圧力・砕石量を管理し、高品質な砕石杭を構築します。
運転席に設置された「施工管理装置」で、深度や締め固め圧力(トルク)、砕石量をリアルタイムで計測します。10cm毎に締め固めることで、高品質な砕石杭が構築可能です。
業界初の「自動運転」
砕石締め固め作業の自動運転を実現。アラームでオペレーターをサポートし、経験や勘に頼ることなく安定した品質で施工が可能です。
砕石杭に土が混ざると、個体ではない砕石杭は弱くなります。
そして、土が混ざらなくても、厚い層厚の転圧でも、転圧不足で弱くなります。
品質は、地表面だけ調べても確認しにくいので要注意が必要です。
専用のEGケーシングが孔壁の崩壊を防ぎ、大きな圧力と薄い層厚(10cm毎)締め固めを行い、全ての砕石杭で10cm毎に締め固め圧力を表記・記録しています。
そのため、施工後、砕石の締め固め圧力を10cmピッチで確認できます。
他の砕石工法とエコジオ工法の違いはなんですか?
エコジオ工法は掘削した穴の崩壊を確実に防ぐことができ、高品質な施工を安定して行えます。 特殊な「EGケーシング(鉄の筒)」を使い、地下水位の高い、液状化が心配される砂地盤でも、穴の崩壊をさせずに掘削が可能です。
施工中の騒音や振動のことが気になります。
大きな音は施工中に発生しません。
発生する音といえば、地盤改良機・バックホーのエンジン音やアタッチメントの回転時に音が出ますが、大きな音ではありません。
また、砕石の締固めでも、振動の使用はありませんので、振動は発生しません。
どのように砕石を締固めるのですか?
締固める際に先端部のスクリューを回転させることで、下方向と外方向へ圧力を掛けていきます。
その際に圧力を計測し、定められた圧力を越えればスクリューをケージングとともに10㎝引き上げます。
掘削時の排出土砂の量はどれくらいですか?
掘削の際に周囲の地盤を圧縮するEGケーシングではケーシングの外形の体積に対して、
一般的に7~9割程度の土砂を排出しますが地盤によっては少ない場合もあります。
掘削中に地下水や土砂がケーシング内に入りませんか?
エコジオ工法専用のケーシング「EGケージング」を使用することと、数多くの検証と施工ノウハウで、
土砂や地下水がケーシング内へ入ることはありません。
エコジオ工法はどのような建物、構造物に使えますか?また適用地盤は?
一般的な住宅はもちろん、小規模な擁壁にも使えます。
詳細はお問い合わせください。
エコジオ工法は公共工事でも使用できますか?
エコジオ工法は公共工事で使用可能です。国土交通省新技術情報システムに登録されています。
作業者の熟練度による品質の差はでませんか?
安定した品質で施工が可能です。
施工管理装置を搭載し、アラームで操作を指示します。熟練度による品質の差が起きないように工夫されています。
さらに、「自動運転」を使用して砕石の締固めを使うことで、安定した品質の砕石杭の施工が可能です。
施工後に積荷試験は行う必要はありますか?
必要ありません。
砕石の締固め作業で10cm毎に圧力を計測しています。
つまり、5.0mの施工では50回計測を行います。
さらに、施工管理装置により記録されますので、設計で求められる強度を確保できているかどうか確認が可能です。
支持層の深度が深いため鋼管杭で5m以上必要です。このような地盤でも大丈夫でしょうか?
エコジオ工法の地盤改良は、支持杭ではなく、強固な支持層を必要としないのが特徴です。
地盤の状態にもよりますが、エコジオ工法で5m以下の施工が可能な場合があります。
液状化対策としてエコジオ工法を利用可能ですか?
地盤条件にもよりますが、可能です。
ドレーン工法として設計・施工が可能です。詳細についてはお問い合わせください。
他の地盤改良工法と比べて価格は?
一概には言えません。工法による設計基準がそれぞれ存在するので、必要な杭深や本数が異なります。
ご相談頂ければお見積り致しますので、まず一度ご相談頂ければと思います。